ナスの育て方

ナスに無駄花なしという諺がありますが、育て方で収穫に大きな差がでてきます。
ナスの育て方を種蒔きから収穫までナス栽培のときの写真をつけて紹介します。

なお、品種にこだわりがなければ5月に園芸店で苗が販売されるので苗を購入して栽培するのが失敗がありません。

私は現在、千葉県に在住ですが山形県で栽培される丸茄子が塩漬け、味噌汁で美味しいので種を購入して栽培しています。

栽培スケジュール(全体)

種蒔き:2月下旬から

植え付け:5月上旬から

収穫:6月中旬から10月下旬

発芽適温:20度から30度

種蒔きを早くに行うには加温/保温が必要です。収穫は10月下旬の寒くなる頃に完了です。遅くの種蒔きは収穫期間が短くなります。

ナスの種蒔き方法

ナスの発芽適温は20度から30度で植え付け適宜は5月上旬です。

茄子苗ができるまでの期間は60日かかります。

なので、2月下旬から3月上旬が種蒔き時期になります。

加温、保温を意識しての種蒔きになります。

ミニトンネルを利用したナスの種蒔き方法へ!

ナス苗の選び方

園芸店に並ぶナス苗は大きいものや小さいもの実生、接ぎ木のもの等いろいろあります。

植える場所が過去3年間で実生でのナス栽培をしている場合は接ぎ木苗を購入します。

していないなら実生/接ぎ木どちらでもOKです。接ぎ木のほうが収穫が多く病気も少ないです。接ぎ木苗は実生にくらべて値段が倍以上です。
初めての人は両方購入して比較してみるといいです。

選び方の基本は次のとおりです。
➀茎が真っ直ぐであること。
②子葉があること。
③元気に見えること。

 

ナスの植え付け、防風対策

ナスの植え付けのポイントは次のとおりです。

➀子葉の向きが畝方向と直角になること。
子葉の方向に元気な根が出てきます。隣あったナスの根がぶつからないように直角に植えます。

②風でゆれないように支柱をすること。
防風よけを③でするのであとでも良いですが植え付けの時のほうが支柱がささりやすいです。

③防風よけけをすること。
肥料の空き袋などで防風よけをします。

ナスの植え付け、防風対策へ!

ナスの1番花

ナスの1番花はナスの初期生育をよくすために実を成らせないで取ってしまいます。

トマトやカボチャは木が盛んになりすぎないように実を成らせるようにします。

ナスの初期は木の成長が優先です。
この頃、ナスの株元にたくさんの脇芽がでています。気がついたら取るようにします。

ナスの整枝方法

ナスの整枝方法は3本仕立て/2本仕立ての2種類があります。

ナスは整枝をしなくても収穫にはなりますが収穫量はとても少なくなります。それと収穫がとてもしにくくナスの木にもぐるような感じになってしまいます。
菜園でも私を含めてキチンと整枝をしている人は少ないですが理屈を知って不要になった枝を取るようにしています。

➀3本仕立ては、収穫→更新剪定→収穫→栽培完了で更新剪定を8月のお彼岸頃にします。

②2本仕立ては、収穫→栽培完了です。2本仕立ては3本仕立てに比べて木が成り疲れなどがないので更新剪定なしで秋なすの収穫までできるようです。

収穫した都度の剪定方法は3本仕立て/2本仕立てとも同じです。

2017年は2本仕立てもしてみます。

3本仕立ての方法

3本仕立ては1番花の上と下の側枝を伸ばして主茎とで3本で栽培する方法です。

なので、選んだ枝より下の脇芽はすべてとります。

選んだ枝から出た脇芽は葉→花→葉→「ここで切る」→花です。残した葉のところがでる芽がすぐに伸びます。

これは、毎日、菜園に行けないと無理です。
「選んだ枝より下の脇芽はすべてとる」は行って下さい。風とうしが違ってくるので病気になりにくいです。

2本仕立ての方法

2本仕立ては3本仕立ての主茎を切って2本で栽培する方法です。

文献からみると栽培の時の支柱がとてもすっきりします。
文献では更新剪定しなくても成る疲れなどがないので秋なす収穫までOKとあります。2017年に挑戦します。剪定も楽そうです。(文献:野菜だより-2017.3春号)

でも、初期の収穫は3本仕立てに比べると2/3ですね。

更新剪定

更新剪定は8月のお彼岸頃にします。収穫の真っ最中の頃です。

3本仕立てにしている枝で葉があるところでなるべくしたで葉を残して切ります。

新しい芽が葉のところから出て9月頃には秋なすの収穫開始になります。

更新剪定はナスの収穫の真っ最中なので最初はとても勇気がいります。栽培している中の1本だけしてみたら良いと思います。トータル的には更新剪定をしたほうが美味しい秋なすが収穫できます。

ナスの病気

ナスの病気は連作によるものが多いです。

半枯病:葉の半分が黄色になってやがて木全体に広がって落葉する。
半身萎ちょう病:収穫の始めの頃に発生して茄子の木の半分が下から上に枯れて行く。
青枯病:梅雨が明けた頃に発生して木全体が枯れて行く。症状が出てからの進行はとても速いです。

元気だったナスが突然のように枯れて行くのはとてもショックです。4年間は同じところで栽培しないことが大事です。

いづれも土壌障害なので抜いてその部分には枯れたからといって追加で茄子を植えてもダメです。また感染するので袋にいれて燃えるゴミ等にだすのが良いです。

ナスの害虫

写真はヒメコガネ虫です。そのほかにもたくさんいますので見つけたら捕殺します。

株間など風通しを良くして害虫の発生を抑えます。