ほうれん草の育て方

ほうれん草は、害虫の被害が少なく栽培しやすい家庭菜園向けの葉物野菜です。でも、種まきからの発芽までの期間が長くて、酸性に弱いです。なので、ほうれん草の栽培ポイントは発芽までに土表面が堅くならないようにすること。酸性に弱いので石灰で中和することが大事です。

ほうれん草の品種選定

ほうれん草

ほうれん草は、西洋ほうれん草と日本ほうれん草に大別されます。

日本ほうれん草は、葉の切れ込みがが強くてほうれん草にある特有に苦みが少ないです。

西洋ほうれん草は葉がどちらかといえば丸みがあり葉が厚くてほうれん草にある特有の苦み強いです。

ほうれん草の特有の苦みはシュウ酸が起因しており西洋ほうれん草のほうが強いです。美味しいのは個人的好みもあると思いますが苦みの少ない日本ほうれん草と思います。

栽培しやすいのは西洋ほうれん草のほうが耐病性があり栽培しやすいです。アトラスほうれん草、ソロモンほうれん草になりソロモンほうれん草の種袋にはアトラスより耐病性があると記載されています。

また、ほうれん草でもサラダ中心で利用される赤茎ほうれん草があります。
赤茎ほうれん草は栽培した経験がありません。

はじめて、ほうれん草を栽培する方、どうもうまく栽培がいかないと思っている方は西洋ほうれん草をおすすめします。

ほうれん草の種まき

ほうれん草の種まきは「春まき」と「秋まき」があります。

春まきは一度に収穫時期をむかえて収穫しないと塔立ちしてしまいます。秋まきは翌年の3月頃まで収穫できます。お勧めは秋まきです。

春の種まき時期

春は3月中旬から5月上旬と種袋はなっていますが発芽適温は20度くらいなので4月の桜が咲く頃が適宜です。

秋の種まき時期

秋は8月中旬から11月上旬と種袋はなっていますが8月は暑くて栽培がうまくいかない時が多いです。9月は適宜なのですが台風による被害を受けることが多いです。なので、台風が来なくなるころ9月下旬から10月下旬が種まき適宜になります。

11月になって簡単なビニールトンネルをしての栽培も良くできます。

種まきの畝つくり

酸度計

ほうれん草は酸性土を嫌います。酸性度は6.0から7.0が良いとされています。
酸度計で測定して見て石灰で調整します。酸度計がなければ畑に生えている草が葉が丸い系のもの(ホトケノザなど)であればそのままでもOKで細いツンツンとした葉の草が生えていれば酸性度調整のため石灰を使ってください。

①苦土石灰や消石灰で調整する場合は種まきの10日くらい前に何回かに分けて調整します。化成肥料とかはまだやりません。肥料の窒素成分が石灰と反応して減少していまいます。できれば苦土石灰のほうがマグネシウムを含むので良いと思います。

②調整する期間がないときは有機石灰(卵殻、蛎殻)を使います。これは化成肥料とか堆肥などと一緒でOKです。

ほうれん草の追肥

種のまき方は、バラマキ、筋まきのどちらでもOKですか間引きで5cm間隔くらいにします。

私は70cmくらいの畝に条間を10cmで2条で作る時が多いです。間引きもしやすく、条間を10cm以上にすとその中間に追肥ができるので追肥しやすいです(写真参照)。畝には堆肥と化成肥料を混ぜてつくります。

 

 

 

 

種のまき方

種のまき方は、バラマキ、筋まきのどちらでもOKですが発芽してから間引きで5cm間隔くらいにします。

ほうれん草の発芽

ほうれん草は種まきから発芽までの期間が長い(7日から10日)ので工夫が必要で畑の土がカチンコチンになりやすい畑であれば種をまいてから上に籾殻などをかけておきます。なければ、種まき用の培養土で覆土するようにします。

ほうれん草の発芽を早くするには1晩水につけて(流水)から種をまくと早く発芽しますが、種がぬれているので種まきがしにくくなります。

ほうれん草の間引き

ほうれん草の間引き

間引きは発芽した時、本葉が出始め時に行います。

発芽した時は株間を3cm、本葉が出始め時に5cm間隔くらいです。少し大きくなったら間引いたほうれん草も食べられるので間引きは発芽した時、本葉が出始め時になります。

 

 

 

 

ほうれん草の収穫

ほうれん草は種をまいてから30日くらいで収穫できる大きさになります。大きくなったものから収穫します。

春まきは一気におおきくなってとうだちするので少しづつ種をまくと良いです。

秋まき(10月/11月)は翌年の収穫になりますが3月頃からとうだちするのでそれまでの収穫になります。霜があたるとほうれん草は甘くなるので美味しいです。

ほうれん草の病気

ほうれん草の病気(ベト病)

ほうれん草に病気はベト病とモザイク病が多いです。
ベト病の発生は、低温・多湿・10℃前後で曇天や降雨が続くとなるようです。4月曇り/雨が続いてから晴天が続いて3日目くらい です。
写真はベト病と思われます。

モザイク病は、モザイク模様がでるようなので出ていないです。 以上からベト病と思いました。

 

 

病気対応策なのですが、農薬を使うのは嫌なので、病気の株を抜いて家に持ち帰りました。燃えるゴミに 出します。感染が広がるのをなるべく防ぐしかないです。

ほうれん草は春まきと秋まきがありますが春まきのほうが病気になりやすいです。また、西洋ほうれん草と日本ほうれん草がありますが日本ほうれん草のほうがなりやすいようです。耐病性のある品種から栽培を初めはおすすめします。