茄子の育て方(種まきから更新剪定まで)

「茄子に無駄花なし」と言われていますが茄子を植えて、そのままをみないと小さな茄子で固い茄子はできますが、みずみずしい手ころの大きさの茄子は難しく収穫期間も短いです。

茄子の育て方ポイントは次のとおりになります。

1.茄子の種まき

茄子の種まき時期は種袋をみると2月中旬から5月下旬。
発芽適温は20度から30度。


茄子苗の露地への植え付けは5上旬が生育に良い季節になります。種蒔きから茄子苗になるまでの期間は60日くらいは必要です。

なので、3月上旬頃が種まき時期になります。発芽適温が20度から30度なのでビニールトンネル/寒冷紗/苗ドームなどを使って種まきをします。

夏野菜(ナス/トマト)の種蒔きへ!

2.茄子苗の植え付け

茄子苗は4月になる販売され始めますが菜園に植え付けるのは5月になってからが生育が良いで苗購入は5月にして植え付けをします。

5月はメイストームと言われるほど風が強いです。防風除けをして植え付けを行います。

葉が袋にあたるくらいに大きくなったら袋をはずします。

3.茄子に支柱

茄子を植え付けの時、または袋をはずす時に風で倒れないように支柱します。

また、茄子は整枝を行い整枝後の枝は大きいもので1mくらいまで背丈が伸びます。
これも、支柱で倒れないようにします。

4.茄子の一番花

茄子の一番花は茄子の成長を優先させて取る。または、実がなっても小さいうちに収穫します。

トマト、カボチャなどは成らせるようにするので間違わないようにします。茄子は取ります。

5.茄子の整枝方法

5.1 茄子の3本仕立て

茄子は3本で仕立てます。1番花の上と下の側枝を伸ばして3本とします。4本もあります。

なので、選んだ枝より下の脇芽はすべてとります。

選んだ枝から出た脇芽は葉→花→葉→「ここで切る」→花です。

これは、毎日、菜園に行けないと無理です。

「選んだ枝より下の脇芽はすべてとる」は行って下さい。風とうしが違ってくるので病気になりにくいです。

5.2 茄子の2本仕立て

茄子の主枝は切って側枝の2本を育てます。2本に側枝は3本仕立てと同じように葉→花→葉→「ここで切る」→新しい側枝がでてます。同じように花→葉→「ここで切る」の繰り返しです。
こうすることによって茄子のなり疲れなどがなくなり更新剪定も不要です。(文献:野菜だより-2017.3春号)

6.茄子の追肥

茄子の収穫が始まったら10日に1回くらい行って下さい。根本から離れた畝端あたりにパラパラ程度の化成肥料で土を上からかけます。

畝修復に合わせて追肥みたいな感じです。根本にはしないことです。

7.茄子の更新剪定

茄子の収穫がありあまる程あるようなら更新剪定を何本かして見て下さい。

3本仕立ての枝の葉がある上の箇所で剪定します。

新しい芽がでて秋(9月頃)に収穫になり10月中旬まで収穫できます。

これは収穫最盛期の7月下旬ころに行います。

8.茄子の病気

茄子の病気

茄子の病気には

半枯病:葉の半分が黄色になってやがて木全体に広がって落葉する。

半身萎ちょう病:収穫の始めの頃に発生して茄子の木の半分が下から上に枯れて行く。

青枯病:梅雨が明けた頃に発生して木全体が枯れて行く。

症状が出てからの進行はとても速いです。

いづれも土壌障害なので抜いてその部分には枯れたからといって追加で茄子を植えてもダメです。また感染するので袋にいれて燃えるゴミ等にだすのが良いです。いづれも、連作による病気で連作障害です。

茄子は4年くらいは同じ場所で栽培しては連作障害になるといわれています。同じ場所で栽培することにより、土壌の微量要素が少なくなり発生するといわれており、同じ場所で栽培するには接ぎ木苗を購入して栽培します。

9.茄子の天狗ナス

茄子の天狗ナス

茄子の品種には「天狗なす」という品種があり果実全体がテングのような鼻の形をしています。

写真は「天狗なす」の品種ではありませんが天狗の顔のように鼻が伸びているようになっています。これは、茄子の奇形化で土壌成分にかたよりがあると発生するそうです。

普通の茄子と同じ味です。

 

2015年の栽培では結構発生したのですが2016年は発生しませんでした。