大根の育て方

大根の種蒔き時期と収穫時期

①春の3月下旬から6月上旬に種を蒔いて6月中旬から8月下旬に収穫を行う春大根

②秋の8月中旬から10月中旬に種を蒔いて11月上旬から翌年2月下旬に収穫する秋大根があります。

春/秋に関係なく種を蒔ける「時なし大根」という品種もあります。

大根の品種

大根の種類は、100品種を超えてあります。
大根の用途では、おでん/たくあん/漬物/煮物/辛味用などです。
大根の大きさでは、30kgになる桜島大根、20cmくらいの「つくし大根」などです。
大根の色/形では、赤い大根/青首大根、カブのような形、円柱でずんどうの形、楕円形などです。

好みに合わせて品種は選べます。近所の園芸店になければ通販サイトでもたくさん扱ってます。

主流は「青首大根」で国内の流通している9割以上を占めています。家庭菜園で栽培するにも①病気に強い、②生食、煮物、浅漬けなど用途が広い、③食感がよくて「す」が入りにくいなどあります。最初は青首大根から始めるのが良いです。

大根の畝作り

大根の畝は、土を細かく、深く作ります。また、未熟堆肥を使わないことが重要です。

①大根が曲がるのは小さな固い石などがあると曲がります。そのために土は細かくです。

②大根は種類にもよりますが真っ直ぐに下に伸びます。そのために畝を深く耕すことになります。でも、深く耕すのは大変なものです。
畝を高くすれば深く耕したことになります。

③大根は、酸性度5.0~6.3が良いです。苦土石灰などで調整しますが一度に大量に行うと酸性度が高くなりすぎるので少しづつ調整します。

すべすべした大根作り

表面が凸凹している大根

スパーに並ぶ大根のは、すべすべした綺麗な大根ですが表面が凸凹して茶色の虫に食われて浅い筋がたくさんある大根ができることが多いです。これは、土の中にいる虫に食べられて大根が食べられた傷を治すためにできるものです。

これを防ぐには、
①作った畝に木柵液を購入して200倍から300倍に薄めて畝にかけておいて下さい。殺菌作用があります。
③農薬にたよる方法もあります。でも・・・。

大根が又根防止

又根になった大根

大根が又根になるのは、未熟堆肥に根があたり肥料焼けを起こした時になります。
園芸店で購入したばかりの堆肥は完熟と記載されていても未熟な時が多いです。
なので、大根の種まきをする真下に堆肥がくるのは避けたほうが良いです。

大根の種まき

大根の種まきは、点まきで株間を20cm~30cmとって種を蒔きます。
種まきの床を平らにして、種と種の間隔を2cmくらいあけて4-6粒を蒔きます。ペットボトルの底を使うと便利です。
覆土は種の大きさの3倍くらいなので6mmから10mmです。
①種まきの床を平らにするのは、凸凹していると発芽が綺麗に揃いません。発芽をしたら1回目の間引きですが良い芽なのか、悪い芽なのかの判断がぼけてしまいます。
②種と種の間隔をあけるのは、間引きをやりやすいように、間引きの時に残す芽に影響しないようにするためです。

できれば、虫除けシート、寒冷紗を使おう

トンネルを作って害虫飛来を防止、夏の暑さ防止、大雨、強い風防止と年間をとうして有効です。

大根の芽

栽培記録の「春大根の栽培記録(若宮2号)」と「春大根の栽培記録(総太り交配春大根:春瑛太)」を見るとあきらかに大根葉が寒冷紗を使った「春瑛太」のほうが綺麗です。

でも寒冷紗のなかにアブラムシが入るとアブラムシにとって最高の環境で大量発生につながります。なので寒冷紗の開け閉めは最小限にします。
アブラムシの大量発生は繁殖力の高さにあります。アブラムシはメスだけで卵を産むことができて、毎日卵を産みます。卵は、10日くらいで成虫になるので発生するとすぐに大量発生になります。

大根に青虫

モンシロ蝶の幼虫青虫です。年間をとうしています。写真は11/27です。葉も葉大根として栽培するには虫除けシートが必要です。

大根の間引き、土寄せ、追肥

大根の間引きは、3回行います。
1回目は子葉(双葉)が揃ったころ4本くらいに間引きます。
2回目は本葉が3枚から4枚の頃に2本に間引きます。
3回目は本葉が6枚から7枚の頃に1本に間引きます。
この時に風でくるくる大根がゆれないように土寄せをします。
又、葉の先端の真下あたりに軽く追肥します。

間引きで1本にしないで大根どうしがくっついて大根

間引きで1本にしないと大根どうしがくっついて写真のようになってしまいます。
煮物などにするとくっついた部分が筋が入ったようになっています。食用としてはあまり問題はないですが筋はないほうが良いです。

1回目の間引き

1回目の間引きは、元気に見える発芽したものを残すのに加えて次を加味します。

大根の芽

子葉の形は、ハート型、まる型、長形、角型などに分かれます。その中からハート型を残します。
理由はわかりませんが実績がそうです。
「愛があるからかな?」

 

 

大根

子葉の向きが、元気な側根が伸びる方向になります。なので、畝と直角に子葉が伸びたものを残します。(追肥を行う方向)

写真の点々としているところが側根のあとです。大根をよく見ると点々が多い箇所は写真の箇所と写真で見えない反対側です。
側根が肥料吸収をする、子葉がでているほうへ元気な側根が伸びる。
これは野菜全般にいえます。

2回目/3回目の間引き

2回目/3回目の間引きでは、土寄せをします。大根の部分が土表面より出ているので土寄せで隠れるようにします。
これは、大根が真っ直ぐに伸びるようにです。
また、追肥は葉先の下部分に軽くします。側根の先端部分で栄養補給をします。側根は葉先まで伸びています。

大根の味は部位によって異なります。

大根の味は大根の中心部分から葉の方への上部、と下部によって甘さがが違います。上部ほど甘く、下部は苦くなります。
これは、秋に種を蒔いて冬に収穫する場合に顕著に現れます。

・甘くなる理由
地表面に近い上部は冬になると0度を超える寒さになります。野菜も凍ってしまうと枯れてしまうのでデンプンを糖度に変えます。これによって0度でも凍らなくなります。
糖分が多くなって甘くなります。これは地表面に近い上部になります。

・苦くなる理由
地表面から遠い下部は0度になることは少なく糖度をあげる必要はありませんが地中にいる虫から食べられないように苦みが多くなります。

大根の葉は根部に比べてビタミンCが5倍、カリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。間引き大根など美味しく食べられるで葉から根まで利用すると良いです。

大根を料理する時の参考になればです。

大根の殺菌作用

①大根には殺菌作用があり滅多なことでは食あたりはしません。大根役者とゆう言葉がありますが「あたらない」から来ています。

②東京・浅草で行われる「大根まつり」、京都で行われる「大根焚き」なども殺菌作用による無病、浄化などから来ています。

話ネタとしての紹介です。

春大根の栽培記録(若宮2号)

春大根の栽培は収穫時期を迎えると一斉に収穫しないと塔立ちするので少し蒔きます。5月の種蒔きが一番栽培しやすい時期です。

2016.05.09から2016.07.01の栽培記録です。

春大根の栽培記録(総太り交配春大根:春瑛太)

春大根の栽培も6月の種蒔きとなると7月/8月と夏を迎えて生育適温を超えます。なので、夏の高温対策として寒冷紗のなかで直射日光をさけます。
そうすれば6月に種を蒔いても春大根が夏に収穫なります。

2016.06.01から2016.08.07の栽培記録です。

聖護院大根とおでん大根の栽培記録

2016.09.01 おでん大根、聖護院大根の種まきを行って栽培中です。台風、大雨、日照不足で栽培は順調ではありません。1本でも収穫になればと育てています。

聖護院大根の栽培記録

2016.10.06種まき 寒冷紗を使って害虫防止もしての栽培中です。

9/1種まきの「聖護院大根」と「おでん大根」の栽培が順調でないので追加の種蒔きです。